第2回大雪山ウルトラトレイル110K(意地の)完走記①

先週末の3連休ですが、先月に続き北海道に行ってました。目的は第2回大雪山ウルトラトレイル110K参戦!

最近、LCCやらモエレ沼公園のエントリを先に書いて先延ばしにしてたんですが、ようやく本題の大雪山ウルトラについて書く気になりました(笑)

一人で勝手に4月から続けている連続ウルトラチャレンジですが、ここまでの戦績は、

・4月:チャレンジ富士五湖112km ⇒完走
・5月:野辺山100kmウルトラマラソン ⇒完走
・6月:サロマ湖100kmウルトラマラソン ⇒DNF

と2勝1敗。これからどんどんチャレンジレベルが上がっていくので、これ以上の負け戦は避けておきたいところでしたが、結果は・・・トータル20時間7分で何とか完走!!!

いや〜長かった。本当に長い二日間でした。

第2回大雪山ウルトラトレイル110K

「トータル」と言っているのは、このレースが2ステージ制だから。日本では珍しいでしょうか??

100milesぐらいまでの距離であれば夜通し走り通すのが普通だと思いますが、北海道は熊(!)が出るので夜間走行はリアルに危険だからということらしいです。実際、熊の生活の痕跡は至るところにありました…もちろん、熊鈴は必携。

最初に簡単にこのレースの紹介をしておくと、初日は72km、二日目はスタート地点を移動してまた別の40km(今年はコース変更で2km増)を走って合計110kmのレースです。初日だけの72kmの部と、その初日コースをさらにおいしいとこ取りした42kmの部も併設されています。

つまり、それぞれ、

・110kmの部:<Day1> ロングコース72km + <Day2> 40km
・72kmの部 :<Day1> ロングコース72km
・42kmの部 :<Day1> ショートコース42km

という構成になっております。
第2回 大雪山ウルトラトレイル

どれを選ぶ? 110km/72km/42kmの部

こちらのDay1 コース図と高低図を見ていただければ分かりますが、本格的な山岳パートに入るのは、(72kmの部で言う)A4以降の50kmから。Day1でロングコースを走るランナー(110kmの部/72kmの部)は、そこまではじりじりとアップダウンを繰り返しながらフルマラソン一本分強を走らないと、大雪山ウルトラの本丸までたどり着けないんですね…
Course01

A4を越え、平山の登山道に入ってからは雪渓あり、コマクサが群生する稜線あり、とこの大会のハイライトゾーンで、ここだけ楽しもうと思ったら、ショートコースの42kmの部が一番おいしいです。
140723 9

しかし、走ってみて本当に感激したのが、ロングコース序盤の広大な畑の中を走るA1までの17kmほどのエリア。朝焼けの中ここを走るのは本当に最高なので、来年走るとしても、ぜひともロングコースを走りたいです(序盤のところは第1回とコースが変わったようです)。天気に恵まれたのもあるかもしれませんね。
140724 5

平山からのトレイルをおいしく楽しみたいということであれば42kmの部、100kmウルトラマラソンを走れる程度の走力があり、北海道の雄大な大地を感じながら走ってみたいという方は72kmをオススメします。

110kmの部は…誰にオススメすればいいんでしょう(笑) UTMB/UTMFのポイントが欲しい人!?

今回の旅程

今回も、羽田〜新千歳空港往復のフライトとDay2終了後の札幌一泊の宿は自分で手配。それ以外の、空港から受付会場までのバスと前日・Day1後の宿とゴール地点から札幌までのバスはオフィシャルツアーを利用しました。

朝9時頃新千歳空港に着き、バスの集合時間までは2時間ほど空港で時間をつぶし(ブログ書いてました)、昼前に空港を出発。4時間弱かかるらしい。やっぱ北海道はでかいです…1時間半ほど走ったところで「日本最北のサービスエリア」砂川SAへ。

牧場直送の牛乳をつかったイタリアンジェラートがとても美味しそうだったけど並んでたので断念。
140723 1

中を物色していると、とうきびモナカ発見!見た目も味も、全くその名を裏切らない。甘すぎずおいしいです。全国展開すればいいのに。LOTTEさん、なかなかいい仕事です。
140723 2

到着直前に土砂降りになり焦りましたが、すぐに止んですっきり。15時頃受付会場の白滝国際交流センターへ。
140723 3

事前説明会ではコース説明とともに、とにかく「熊いるから注意情報」をインプットされ、恐々とした気持ちに。注意って何すればいいの?? って感じですが、こちらから「人間が通るよ〜」ということを示していれば(だから熊鈴とホイッスルは必須)、向こうから出てくることはないそうです…ほとんど…信じるしかないっす。ちなみに、累積標高は4462mだそうです。
140723 4

説明会後の懇親会では、無料でとうもろこし&汁物&ビールが振る舞われました〜この汁、餅?だんご?が入っててめちゃめちゃうまかったです。
140723 5

さて、受付会場からまたバスで1時間。本日の宿は、キララン清里というところ。素泊まりの一番安いプランを選んだため、ユースみたいな雰囲気です。宿ではなく研修所らしい。でも十分です。途中で買い出しのためにSeico Martに立ち寄ってくれます。
140723 6

この時点ですでに20時過ぎ。翌日は1:40集合→2:00出発→4:00スタートなので、すでに睡眠時間が…さっさとレースの準備をして就寝!次からいよいよレースの振り返りです。

(つづく)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>