IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記②:アイアンマンまでの道のり<前編>

今週末の日曜日、2014年8月24日に北海道の洞爺湖にて開催されたIRONMAN JAPAN 北海道を何とか完走し、晴れて「アイアンマン」になることができました。

そこで感じたことと、完走記です。

これまでのエントリは、こちら。 

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記①:アイアンマンになりました。 | reboot blog

アイアンマンまでの道のり

ほんのちょっと前まで、トライアスロンは”はるか遠い世界のお話”だと思ってました。ランニングを始めてからですら、”自分とは関係のない隣の世界”のお話でした。

それなのに、なぜかアイアンマンを走ることになるまでの主要な出来事をたどってみたいと思います。なかなかレース記に入れませんが、自分の気持ちの中では8月24日の前から、すでに長い長いアイアンマンレースは始まっていたのです・・・たぶん。当日だけがレースじゃないのです。

というわけで、アイアンマンに至るまでの軌跡をたどってみたいと思います。

■2011年のいつか:出張フライトの機内で「バラモンキング」のドキュメンタリーを見る

正確には覚えてませんが、おそらくは初めてのフルマラソンを走ったあとぐらいのことだと思います。当時仕事で駐在していたヨーロッパからの日本出張フライトの機内で、「バラモンキング(五島長崎国際トライアスロン。IRONMANと同じくロング・ディスタンスレース)」のドキュメンタリーを偶然見ました。

42km走ることの大変さをリアルに痛感した頃だったので、フルマラソンの前に4km泳いで180km自転車に乗るなんて、全くクレイジーなレースだ!としか思えませんでした。

一方で、激しいアップダウンで必死にバイクを漕ぎ、雨に打たれながら真っ暗な中を黙々と走り、それを応援し続ける五島のみなさんの姿が強く印象に残り、いつかはこんなレースを走れるようになるのかな、とぼんやり思ったことを覚えています。

もちろん、この頃は自分がトライアスロンを始め、アイアンマンレースを完走するなんて全く想像だにしませんでしたが、この時の「すげーなあ・・・」という感情がフックになって今回のトライアスロン挑戦につながったことは間違いなく、だからこそアイアンマンを終えた今でも、バラモンキングは走ってみたいと思っています(しばらくは、トライアスロンのことは考えたくないですが(笑))。

 

■2013年8月20日:トライアスロン師匠と初めて会う

「バラモンキング」のドキュメンタリーは、初めてトライアスロンというものを意識した瞬間でした。しかし、まだまだ遠い世界のこと。

それが、ぐっと身近になったのは、当時はまだ正式名称もなかったRUN仲間の集い(仮名称「RUNクラブ」)の焼肉に参加させていただいた時、今のトライアスロン師匠である井ノ上さんに出会ったのがきっかけです。

当時から漆黒で屈強な肉体をお持ちだったので、うかつに近寄ることもできず、ガクブル状態で挨拶程度にしかお話しできませんでしたが、ぼくが初めて出会ったトライアスリートです。ここまでならないとトライアスロンはできないのかと思ったものです。

自身初めての100kmウルトラマラソンへの挑戦が数週間後に控えていたこともあり、この時もまだトライアスロンをやろうとは全く思っていませんでした。身近にはなったものの、あくまで他人事という感じで。

今振り返ってみると、たしかに師匠は、あくまでトライアスロンの一部としてのラン、という姿勢を崩さなかったように思います。RUNクラブを率いているにも関わらず。ことあるごとにトライアスロンの魅力を語っていました。「オリンピック・ディスタンスはフルマラソンよりも楽だ」とも(今は納得できますが、初トライアスロン後は「だまされた」と思いました)。

しかし、当時はまだRUNクラブメンバーでトライアスロンに挑戦しようという者はおらず、師匠ご自身の漆黒で屈強な肉体が、トライアスロンのハードルの高さを暗黙のうちに物語ってしまっていることが原因だと、ご本人は気付いていないようでした。

 

■2014年1月21日:『マラソン中毒者』小野裕史さん講演会で”ノーポチ”アイアンマンエントリー

そうして、少しだけ身近になったトライアスロンでしたが、距離は縮まらないまま半年ほどの月日が流れます。が、ここからが急展開。

ラン仲間の一人が主催した『マラソン中毒者』小野裕史さんの講演会で、”ノーポチ”(=ノータイムポチリの略。心が動いたら、頭で考えて躊躇する前にアクションを起こすの意。)でIRONMAN JAPANにエントリーしてしまいました。

2014年の年間テーマを「身体を通して学ぶ」と設定していたため、年初のラン年間計画の時点で、すでにぎっしり無謀なトレイルランとウルトラマラソンの予定が詰まっており、すでにノーポチしまくっていた状況。

しかし、講演会の二次会に向かう道すがら、あれだけ「ウルトラマラソンはもうやらない」と言っていた師匠が、ウルトラをノーポチしているのを見て、これは何かやらないかんだろと思った瞬間、バラモンキングの映像がフラッシュバックし、IRONMANをポチりました(師匠が前年、そのバラモンキングを完走していたことも大きかったと思います)。

おかげで、二次会は、ケータイでの複雑なエントリー作業にその時間の大半を費やし、お酒と会話を楽しむ余裕もなく、周囲の方には大変ご迷惑をおかけしました・・・終盤までほぼ、ただケータイをいじっている人だったと思います。

エントリーでは、想定タイムを入れる欄があったんですが、ラン・バイクについては時間単位ですらどれくらいかかるものなのか全く目処が立たず、すべて師匠に言われた通りに記入。そして、エントリーをしていて初めて、IRONMANに出るにはオリンピック・ディスタンス以上のレース経験が必要だということが分かり、慌てて年間スケジュールを組み直すことになります。

過密スケジュールだったものが、超過密スケジュールに!

その時のエントリはこちらです。

Image(2) 思考停止を逆手に取る「ノーポチ」の威力を見た:アイアンマンに挑戦します。 | reboot blog

 

「IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記③」につづく。

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