IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑭:バイク初180kmでも、腹筋ちぎれるまで攻める!!!!

先週末の日曜日、2014年8月24日に北海道の洞爺湖にて開催されたIRONMAN JAPAN 北海道を何とか完走し、晴れて「アイアンマン」になることができました。

IRONMAN JAPAN 北海道2014 完走記その14です。

これまでのエントリは、こちら。 

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記①:アイアンマンになりました。 | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記②:アイアンマンまでの道のり<前編> | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記③:アイアンマンまでの道のり<中編> | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記④:アイアンマンまでの道のり<後編> | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑤:アイアンマンまでの道のり<直前編> | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑥:[前々日] いざ洞爺湖!&大会イベントに参加。 | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑦:[前日] バイクCheck-in & 試泳 & バイクコース下見。 | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑧:[当日レース前] いざ出陣。 | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑨:アイアンマンレース、開幕です。 | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑩:スイム初3.8kmを落ち着いて完泳。 | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑪:バイク初180kmでも、腹筋ちぎれるまで攻める! | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑫:バイク初180kmでも、腹筋ちぎれるまで攻める!! | reboot blog

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑬:バイク初180kmでも、腹筋ちぎれるまで攻める!!! | reboot blog



バイクエイド6:豊浦新富@121km〜バイクエイド7:豊浦美和@137km

Image(7)

さて、バイク正念場。ですがこの辺り、もはや記憶がありません。下っ腹に鉛のような重さを抱えていたこと以外は・・・

ここまでのところ、うんざりするようなアップダウンの繰り返しにめげることなく、斜面に合わせてけなげに回し続けます。これは完全に北海道の大地との我慢比べになっております。このバイクという競技、見た目の派手さとは対照的に、勝負(?)を分ける要素があまりに地味です。

脚を回し続ける。

脚を回すのに最適な姿勢を保持し続ける。

脚に最適な負荷がかかるように最適なギアを選択し続ける。

朝、会社に行って仕事して、ランチを食べて仕事して、コーヒー飲んで仕事するのと同じくらいの時間、この極めて地味な作業を延々と続けるって…..面白い!漕ぎ過ぎてなんだか楽しくなってきました。

下りも休まず漕ぐ漕ぐ。フロントアウターに入れて漕ぐ。DHポジションで漕ぐ。登り返しまで全速力で漕ぐ漕ぐ。登りながらギアを少しずつ落として漕ぐ。

最後の二山に向かう手前のエイド7でスペシャルニーズを受け取り。仕込んでおいた赤飯おにぎりといなり寿司を背中のポケットに押し込んで出発。

バイクエイド7:豊浦美和@137km~バイクエイド8:水の駅@156km

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下りではおにぎりは食べられないだろうと、激しく登りながら赤飯をほおばってると心拍がMAXに。そりゃそうだ・・・

それでも懸命に登っていると、スポンサーのリレーチームでバイクパートの丹羽なほ子さんが、一生懸命クライミング中。赤飯のかけらを片手に抜き去る瞬間、「丹羽さん、がんばってください!」と声をかけると、息も絶え絶えながら「ありがとう…ございます…がんば..りま…すぅ」と笑顔を返してくれました。こんなにつらい状況でもおキレイでした。勝手に話しかけ、勝手に充電!

もういかなる姿勢を取っても1分と保たないほど、脚も腹も腕も尻も背中も限界…肘おきに手を置いて、しこしこと登り、ようやく下り始めた頃には腹を交互によじってつかの間の休息。一回転する赤い橋を渡ったら、来る時に通った洞爺湖へのアプローチに戻ります。あと一山。

来る時は気持ちよかった最初の下りがそのまま最後の劇坂。目の前でこの坂を登る全ての人たちが右へ左へ蛇行しながら、気力だけで登ってます。これ登ったら、もう今日は登らなくていいんだということだけが希望。みんな何考えながらバイク乗ってるんでしょう。

「バイクの終盤は、ランに向けて脚を残す」との教えもあったような気がするけど、脚を残した漕ぎ方と残さない漕ぎ方の差は、もはやなさそう。これ以上ゆっくり登ったらパタッと倒れそうという速度でしか走れてませんし。

最後の登りを、ほぼ白目で「ヤターーーー!!!」とクリアしてからは、Boxに残っている全てのGel Blastsを口に放り込み平地を疾走、洞爺湖に向けて全速力で最後の下り。坂の途中で応援してくれてる人がいて、涙が出るほどうれしい。

バイクエイド8:水の駅@156km~バイクFinish@180.2km

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最後に待ってたどフラットの湖岸25km、実はこれが一番つらかった。

洞爺湖まで戻ってくれば何とかなると思ってたけど、漕いでも漕いでも進まない。180kmと比べたら大したことはない距離でも、流して終わる距離ではないっす。ここまでで完全に終わっていましたよ。

目標時間に間に合うのか、6時間ほどバイクに乗ってしびれ切った頭とお尻では何回計算してもよく分からない。けど、とりあえず急いだ方がよさそうなので、エイドを華麗にスルー。

なぜかこのレース中は、エイドをスルーすることが、結構かっこいいことであるように思えていた。自分の中では。ランでもウルトラだとそうだけど、後半の思考能力の低下は著しい。まあ、実際のところ、この期に及んで補給するものもなかったけど。

DHポジションを取る力もなく、後ろから抜き去っていく人たちに少しだけ食らいついては千切られ、食らいついては千切られを繰り返しながら、地道に距離を詰んでいくのみ。辛すぎて、無力感に苛まれ、ちょっとだけ泣く。

「みんなバイク速いな〜。」と心の中でつぶやきつつ、小さくなっていく背中を眺めていたんですが、そんな人たちより前を、今の今まで自分が走っていたんだよ!と思い直して、最後の最後で奮起。DHポジションで、平地に入ってから抜かれたバイクを探しながらペダル回しまくり。フィニッシュが近づいた洞爺湖温泉街の沿道では、声援を送ってくれる観客がツール・ド・フランス気分を醸し出してくれた。

いやーバイクがこんなに辛いなんて。でも、ちゃんと最後まで攻めました。予定より10分遅れだけど、6時間40分で帰ってきました。初めての180km、ありがとう。バイクがちょっと好きになったよ。もうしばらく乗らないと思うけどね。これからフルマラソンなんだが、腹筋どうしてくれんじゃい?

・Bike(180km):6時間40分23秒

「IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑯」につづく。

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