IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑯:Sub4には届かなくても、やっぱりランが好き!!

先週末の日曜日、2014年8月24日に北海道の洞爺湖にて開催されたIRONMAN JAPAN 北海道を何とか完走し、晴れて「アイアンマン」になることができました。

IRONMAN JAPAN 北海道2014 完走記その16です。

これまでのエントリは、こちらから。 

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記①:アイアンマンになりました。 | reboot blog

トライアスロンを始めてからアイアンマンまでの半年間の道のりはこちらから。

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記②:アイアンマンまでの道のり<前編> | reboot blog

IRONMAN JAPAN北海道 2014の様子はこちらから。

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑥:[前々日] いざ洞爺湖!&大会イベントに参加。 | reboot blog



内臓は絶不調も、Sub4ペースで押す前半戦

トータルでの13時間切りと、そのためのランSub4を決意し走り出すも、吐き気と闘う前半戦となりました…補給ができん。バイクの上で詰め込んだエネルギーが尽きる前に回復できるんだろうか!?

応援にぎやかな洞爺湖温泉街前の遊歩道を通過、トランジションエリアの有珠山記念公園をもう一度通って道道2号線へ出る頃には、かなりグロッキー気味。

フラットと聞いていたコースも、元気であればたしかに「フラット」と括ってしまってもいいぐらいだけど、この状態ではわずかなアップダウンにも一喜一憂。国道230号線に入るまでの道道2号線、明らかに登っとるだろ。道道578号線からまた洞爺湖岸に戻る。

すでに折り返して戻ってきているランナーがめっちゃ速いっす。あと十数分後にゴールしようという、トップランナーともすれ違いましたが、フルマラソン1本分の差がついちゃうって、エリートってやっぱ世界が違う。

翻って自分はといえば。初めてのバイク180kmから生還した脚の調子は・・・・・・・・・いけ、る?かも??

いけそう?いけるかな。重いけど、重いけどいけそう。これは、まだいける。おそらく下腹部の深層で腹筋は灰になっているものの、脚はまだ生きてるっぽい。Sub4の暗示にだまされてくれてるのかもしれない。

サロマ湖100kmウルトラをリタイアした翌日、反省ランと称して重い体でワッカ原生花園を15km走ったのはこの日のため。大雪山ウルトラトレイルで72kmを完走した初日で満足せず、二日目の40kmも重い脚を止めなかったのはこの日のため。なぜか今年は3ヶ月連続で北海道に遠征してるのです。北海道に落とした汗と涙を、北海道は裏切らない。

GARMINが相変わらずGPSを拾ってくれないので距離とラップが取れないものの、瞬間速度だけは生きていたので、自分の感覚とのギャップを擦り合せるようにチェックして、きっちり5:30/kmペースをキープして進みます。

ランまで生還した「ポセイ丼」

1周目の往路は、湖を眺めて気を紛らわしながら同じペースのランナーにつき引っ張ってもらう。まだ陽も高く、日向はけっこう暑いです。トライウェア+アームカバー+カーフガードでここまでずっと来てますが、ランに入ってアームカバーは外す。

貯金をつくる余裕もないので、抜かれても気にせず、気持ち悪さをこらえながら、胃の中を消化できるまで我慢。3kmおきぐらいにエイドがあり、ジェルもコーラもしっかり配備されていて助かるんだけど、水しか飲めない。

バイクコースは、仲間とすれ違う可能性がほとんどないので、完全に自分の世界の中での闘いだったものの、ランに入って、仲間が無事なのか気になる。往路の端まで行って折り返してからは、早くすれ違わないかと探しながら走っていると、、、

15km地点ぐらいで兄さんを発見!

兄さん!もちろん、兄さんもスイム・バイクで消耗しているだろう。しかし、そのことを微塵も感じさせない盤石な走り。さすがだ。ハイタッチでお互いの健闘を祈る。

兄さんと会ってほっとしたのか、吐き気よりわずかに空腹感が勝るようになってきた。これ以上の我慢はガス欠の恐れありなので、エイドで少しずつジェルを摂取する。結局ランでは最後まで、ジェルとコーラ以外の補給はできなかった。

あとは、師匠と羅王選手。漆黒で屈強な肉体美を誇りながら、毎回太ももが腫れたと自己申告される師匠はどこらへんを走っているのか。肩を痛め、前日まで泳ぐこともバイクに乗ることもできなかった羅王選手の座薬は効いているのか。

日が傾き始めた復路でこの半年を思い出し、ちょっと感慨深くなっていると、

17km地点ぐらい、往路の月浦バス停エイドでトイレに並ぶ羅王選手を発見!

肩は大丈夫なのかと尋ねると、「ええ、何とか。」と。いやいやいや、絶対痛いでしょ。よくバイク走り通したな。こういう時の羅王選手は、尋常じゃない精神力で障害を乗り越えていくことを知っているので、想定通りといえば想定通り。しかし、本人にしか分からない水面下での闘いは相当なもののはず。母集団がどれくらいいるか分からないが、座薬を入れながらIRONMANを走った選手の中では表彰台は間違いない健闘ぶりだ。

あとは師匠。職業が税理士でありながら、Excelに傾倒しすぎたためか計算が得意でない師匠。我々のデビュー戦の美ら島トライアスロンでも、バイクを1周多く回る事案が発生したため、まさか今回も110kmコースを2周目に入っているのでは、との想像が頭の片隅をよぎらなかったかと言えば嘘になる。

1周目の復路も終盤に差しかかり、有珠山記念公園から遊歩道に戻ってくると、観客からの声援がうれしい。周回コースの場合、一番心が折れそうになるのは2周目に入るところ。せっかく走って戻ってきたのに、同じ道をもう一度行くのかと思うと気が滅入る。そこにたくさん応援がいてくれるのは、本当にありがたいことなんです。そして、

2周目に入った遊歩道で、師匠を発見!

師匠!どうやら、関門時刻を勘違いしていて、バイクがギリギリになったとのこと。よーく思い起こせば、たしかにシューズ以外はほぼバイクウェアのまま。でも、無事でよかったっす。「2周目?」と聞くので、「2周目です。」と答えると、「おめでとう!!」と師匠。いや、2周目なので、まだ半分残ってます。やっぱり計算を間違えておられる師匠。

しかし、これで全員がまだレースを闘っていることを確認、にわかにエネルギーが湧いてきました。

師匠の指導を受けながら最後のランまでやってきた、トライアスロンチーム「ポセイ丼」、本当に半年でアイアンマンになっちゃうの!?

「IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑰」につづく。

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