IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑰:Sub4には届かなくても、やっぱりランが好き!!!

先週末の日曜日、2014年8月24日に北海道の洞爺湖にて開催されたIRONMAN JAPAN 北海道を何とか完走し、晴れて「アイアンマン」になることができました。

IRONMAN JAPAN 北海道2014 完走記その17です。

これまでのエントリは、こちらから。 

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記①:アイアンマンになりました。 | reboot blog

トライアスロンを始めてからアイアンマンまでの半年間の道のりはこちらから。

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記②:アイアンマンまでの道のり<前編> | reboot blog

IRONMAN JAPAN北海道 2014の様子はこちらから。

IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑥:[前々日] いざ洞爺湖!&大会イベントに参加。 | reboot blog



21km/226km

チームメイトが走っている姿を見て、闘魂が注入された2周目。頑張っている人の姿は、頑張っている人に対して力をくれるものです。力を得て、Sub4へ向け再出発。あと、わずか21km。226kmのうちの、たった21kmです。よくここまで来たもんだ。

ここまでのところは、苦しいながらも何とか5:30~40/kmペースで、ギリギリ食らいついているという感じ。エイドの休憩時間を考えると苦しいかな・・・

このつらい時間帯、ずっとトライアスロンチーム「ポセイ丼」の母体である、ランチーム「Admiral」のことを考えながら走っていました。それぞれ多忙な生活の合間を縫って走り、ともにレースに挑戦し、応援を惜しまず、切磋琢磨する仲間たちは、このアイアンマン挑戦にもFacebookを通じて大きな声援を送ってくれていました(涙) 

最後のランでSub4に挑もうと思えたのも、ここまでSub4ペースで粘れたのもランチームのおかげ。トライアスロン、楽しい。でも、やっぱりランが楽しい。

そんなあれこれを朦朧とする意識の片隅で考えながら、1周目で意気揚々と抜き去っていったランナーたちがペースを落とし、落ちてくるところを拾っていきます。

スイムのキャリアで負けていようと、バイクの設備投資で負けていようと、それでも最後にランがある。ウルトラマラソン&ウルトラトレイルを走っている者としては、最後のランで負けるわけにはいかんのです!

2周目に入ってからは、コーラ補給を再開。往路では、1周目を折り返し戻ってくる兄さん・羅王選手と、順番にハイタッチですれ違い、師匠もすぐ後ろを走っていることを伝える。28kmぐらいの地点で、先に行ってもらったM山くんに追い付き、お互い励まし合うためにしばし併走。あらゆる施策を打ち、落ちてくるペースに抵抗しつつ、折り返し地点を目指します。

 

ただいまの負傷状況

ここまでくれば、もちろん満身創痍です。思うように動かないところも多々あります。

・スイムの息継ぎの時のウェットスーツとの擦れでヒリヒリする首の右側に、追い討ちをかけるように突き刺さる西日で半火傷状態。汗が痛い。

・バイクでDHポジションのまま顔を上げて前を見ていたからか、首の根本から肩にかけての鈍い痛い。ランで重要な肩甲骨の動きに支障あり。

・同じくバイクでの長時間に渡る(間違った?)姿勢保持のため、二の腕と広背筋がすでに筋肉痛気味。

・腹筋、特に下腹部は、とっくのとうに燃え尽きていて使い物にならず、軸が定まらない。

・師匠のそれが正しい太さだとすれば、ぼくのその部位は「細もも」だとチームメイトに揶揄される華奢な太ももは、もう何もしてくれない。

・ふくらはぎは、間違って力が入ってしまうと攣りそうなので、すでに意識の範囲外に置いており、どういう状況か分からない。

・かろうじて生きているハムとお尻だけが、前に進む原動力。ただし、初めて6時間40分もバイクに乗り続けていたからか、股関節周辺が全体的にしびれていて、感覚が心許ない。

やっぱり、トライアスロンにはトライアスロンの消耗の仕方があるもんですね・・・つらい!



10km/226km

M山くんと、抜きつ抜かれつやってきた折り返し地点。M山くんにも大分助けてもらいました。ここからは気合のみ。

気持ちに体がついてこなくなり、じりじりとSub4ペースから遅れていく感覚。でも、不思議と歩こうという気にはならないのは、13時間切りとラン

Sub4の目標があるからでしょう・・・

兄さんとの最後のすれ違いで「ゴールで待ってます!」と。すれ違うまでの時間が少し開いたかなと思っていたら、兄さんの盤石な胃腸ですら調子が悪かったらしく、6度に渡るピットインでタイムロスしていたらしい。そんなことを微塵も感じさせない安定感のある力強い返事にまた勇気をもらう。

そして、羅王選手との最後のすれ違い。

こちらの姿を確認した羅王選手は、自分の時計を見てスタートしてからの時間を確認。そして「13時間切り、おめでとう!!!」と送り出してくれた。13時間を切ることは、仲間とも共有していた目標。直前の負傷で、自分が挑戦できなかったことに対する悔しさもあったはずなのに、こうやって送り出してくれる仲間たち。うるうる。込み上げてくるものが呼吸を圧迫しながらも、その期待に応えるべく、気持ちだけはペースを落とさないつもりで。

 

0km/226km

レース開始から10時間以上も経っているのに、どのエイドもつい長居したくなるほどいい笑顔で迎えてくれる。「お世話になりました!」と言って出てくると、必ず背中に届く「最後までがんばってね~!」の声にうるうる。

道道2号線の橋には、通過する度に大声で応援してくれていたボランティアのおばちゃん。「ありがとうございました!」に「こちらこそーーーーーーーー!!!」と背中を押してくれる。うるうる。長時間走ることより、長時間立って応援し続けることの方が大変なんじゃないかと思う。なんかもう、感謝の気持ちしか湧いてこないですね。

限界まで締め上げた体は全く言うことをきかないので、Sub4ペースなんて維持できていないことは間違いない。けど、最後の最後まで走り通すことだけを守って、最後の遊歩道の戻ってきました。

「おかえり!」

「もうちょっと!」

「お疲れさま!」

「おめでとう!」

そして、

「アイアンマン!」

という沿道からの声援。

この日の自分にとって、最大級の賛辞に涙が堪えられません。

長かったようで、あっという間だった12時間37分。

長かったようで、あっという間だった半年間。

ゴーーーーーーーーール!!!

これで今日から、アイアンマン!!!!!

12時間37分。13時間切ったよ!

結局、ランでSub4には全然届かなかったけど、13時間切ったよ!

でも、ランでSub4目指してなかったら、絶対13時間切れてなかったよ!

ありがとう、ポセイ丼!ありがとう、Admiral!

・Run(42km):4時間16分42秒

●Total:12時間37分16秒

ゴール後は、先にゴールしていたM山くんと喜びを分かち合い、応援してくれていたランチームの仲間にFacebookで報告。そして、自分も応援に回ります。

「IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記⑱」に、もうちょっとだけつづく。

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