先週末の日曜日、 信越五岳トレイルランニングレース110kmに参戦してきました!
信越五岳トレイルランニングレース 110km
信越五岳トレイルランニングレースは、トレイルランナー石川弘樹さんプロデュースで2009年から開催(第1回大会は100km)、今回は第6回大会です。
・信越五岳を結ぶ全長110kmの壮大なコース設定(累積標高は4670m)
・コースの97%以上がトレイル(トレイルランの大会でも、ロード多すぎじゃない?という大会もままありますね・・・)
・全体的に走れるコースレイアウト
・アシスタントポイント(家族や友人が選手をサポートできる箇所)やペーサー(伴走者)制度
などなど、トレランの本場・北米の運営ノウハウを取り入れたという人気レース。
レース前日の晩や当日朝の食事を一括で提供したり、エイドがとんでもなく充実していたりと、ランナーにとって、地元にとって優しい大会になるよう、運営でかなりの努力をされているんだろうな、ということが伝わってきます。
ということで、これはもう100km超のウルトラトレイルレースに初めて挑戦するには、うってつけの大会! ぼくもそのつもりでエントリーしたんですが、これは大正解。人気がある分、抽選を突破しないと走れないんですが…
優しいレース ≠ 易しいレース
とはいえ、110km/累積標高4670mのこのレース、決して楽なレースではありません・・・実際、つらすぎて、林道を下りながら本気で二度泣きました。走ってみた正直な感想としては、
「面白い旅ではあったけど、楽しかったとは言えない。。。」
走力的には泣くほどつらかったのに「面白い」と感じられたのは、天気と運営が素晴らしかったから。過去6回の中で最も恵まれたという天候と、エイドでの補給と温かいおもてなしに支えられ、かろうじて拾った完走です・・・それくらいのことは自覚してます。はい。
「走れるコース」というのは間違いないと思いますが、ぼくのような完走するので精一杯のランナーにとっては、「元気なときなら走りたくなるようなパートが比較的多めに含まれているコース」程度の言い方が妥当なのではと思います・・・もっと走れるようになると、絶対楽しいだろうなあ。
まあ、普通にめちゃめちゃきつかったです。地獄を見ました。幻覚も見ました。もちろん、UTMBやUTMFで二晩超さないといけないようなレースと比べれば、まだまだ甘いんだとは思いますが。
レース後は両足首が、象の足のようにパンパンに腫れています。触るとぷにぷにしてます。太腿も筋肉痛が隅々まで行き届いており、もちろん階段が降りれません。ここまでひどい状態になったのは、初めてのウルトラマラソンだった去年の第1回白山・白川郷100kmウルトラ以来っす。
内臓の疲れがそれほどでもないのは、エイドのおかゆや味噌汁、スープなど胃腸にやさしくランナーの気持ちを知り尽くした補給食を提供していただいたおかげでしょう(涙)
レース結果報告
そんなこのレースの結果ですが、
満身創痍ではあるものの、21時間28分01秒で何とか完走…
この大会は、一人で勝手に今年4月から続けている毎月ウルトラ企画の9月度のチャレンジだったんですが、これで戦績は、
・4月:チャレンジ富士五湖112km ⇒完走
・5月:野辺山100kmウルトラマラソン ⇒完走
・6月:サロマ湖100kmウルトラマラソン ⇒DNF
・7月:大雪山ウルトラトレイル110km ⇒完走
・8月:IRONMAN JAPAN 北海道 ⇒完走
・9月:信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 ⇒完走
ということで、5勝1敗となりました。
レース全体の結果としても、好天に恵まれたためか、男子・女子ともにコースレコード更新。完走率も過去最高だったそうです。
・出走:658名 (男子:526名、女子:132名)
・完走:539名 (男子:427名、女子:112名)
・完走率:81.9%
次のエントリからレースレポートです。
「信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記②」に続く。