信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記⑪:最後の給水所~ゴール~Award Party 完全燃焼でゴール。

先週末の日曜日に参戦してきた信越五岳トレイルランニングレース110kmの完走記その10です。

これまでのエントリは、こちら。

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記①:優しいレースではあったけど、易しいレースではなかった(゚Д゚;) | reboot blog

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記②:スコット・ジュレクも登場!競技説明会&ウェルカムパーティー。 | reboot blog

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記③:スタート@0km〜1A@18.5km。爽やか・フカフカ・重い脚。 | reboot blog

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記④:1A〜2A 我慢の序盤戦、斑尾山。 | reboot blog

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記⑤:2A~3A 序盤の中ボス袴岳&長ーいドロドロ下り。 | reboot blog

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記⑥:3A~4A 灼熱の関川沿いでぐぐっと押し上げ。 | reboot blog

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記⑦:4A~5A 激眠!睡魔と闘う霧の登りんどう&笹ヶ峰牧場。 | reboot blog

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記⑧:5A~6A 暗闇と思考停止の黒姫登山。 | reboot blog

信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記⑨:6A~8A 星空・神社・鏡池。そこから先は記憶なし(´Д`。) | reboot blog
信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記⑩:8A〜最後の給水所 真夜中の瑪瑙山。 | reboot blog

最後の給水所@102.4km~ゴール (区間 1時間20分)

最後の給水所で、温かいみそ汁をいただき、敷いてある毛布に一度寝転がって脚を緩める。あと一息。

残り時間は1時間45分ほど?前にさえ進んでいれば大丈夫か。他のランナーが、「あと歩いても大丈夫ですかね?」と聞いているのに対し、「うーん、まだ大丈夫ですが、全部歩くと余裕ないです。」とスタッフさん。

おお、まぢか。まだ走らなあかんのね・・・

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そう、あと7.2kmです。たった7.2km。

もう登りはないと信じていたのに・・・最後の林道は微妙な登りでした。
HightMap sfmt110 G2

この高低図、登ってる?そういえば、コースガイダンスで最後はゆるい登りと言ってたような言わないような。

最後まで走り通す力は残ってないので、死力を尽くして半分は走ると決めて出発。

あ~~もう右足首が限界。3A手前から感じ始めた違和感、距離にしてすでに60数km、時間にすると14時間以上も耐え忍んでくれている足首。ここまでよく保ってくれましたが。

安全圏までもう少し、、、と諭しながら、嫌いな砂利の林道を走る。MAXで飛ばしているのに8:00/kmとは!最後の最後で、ペーサーと一緒に走っているランナーがまた少し羨ましくなる。話し相手がいるだけで、気が紛れそう。「あとちょっと!」とか励ましながら走ってる。

2kmほど我慢して走ったところでいよいよ力尽き、歩きにシフト。走って早く終わらせたいのに、脚が動かず無念。

こういう場面で、最後まで走れる人になりたいと思いながら、左足を頼りに歩く。あー早く終わりたい、終わりたい。歩くとたった5kmでも1時間くらいかかってしまう終盤の恐ろしさ。残りわずか5km!という「あとちょっと感」と、それにかかる時間とのギャップ。トレイルだとなおさら時間がかかる。ウルトラトレイル向けに、このへんの”進まない感”をしっかり合わせておかないと、100milesレースなんか心が折れてしまうだろうなあ。

歩きにシフトして寒くなる中、必死のウォーキング。そして・・・

林道から最後、どうやってこの景色に出たのか覚えてないですが・・・
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YouTubeのビデオで見ていた、ゴールの景色が自分の目の前に!ああ、これだったこれだった。

自分の体とは思えないぐらい、全く言うことをきかない体とともに、ゴールへ。21時間28分でここまでたどり着きました。
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(先にゴールしていたSさんが撮ってくれていました。ありがとう!)

いやー、長かった。初めての20時間超えレース。本当言うと、20時間超えずにゴールしたかったレース。でも、冒険旅行としては楽しかった。トレイルは、やっぱりコースマップと高低図を眺めてるだけで、ワクワクしてきちゃうんですよね。

このレースの一番の収穫は、肉体的にも精神的にも自分の底が見えた、ということ。まあ、空っぽです。出し切ることほど、自分の器を明瞭に見極める方法はないので。現在の走力の輪郭がはっきりしました。

21時間28分というタイムも、嬉しくも悔しくもなく、ただただ今は21時間28分なのね、と。今はまだ、ここまでなんだな、ということで。

とにかく、自分には「お疲れ様。」と言いたい。格上のレースに、コンディションもそれほど良くない中、よく食らいつきました。そして、何よりプロデューサーの石川さんはじめ、全てのスタッフ・ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!おかげさまで素晴らしいレースになりました。

最初に書いたように、易しくないけどとっても優しいレースでした!

ゴール後の豚汁が、最高です。走ったあとの豚汁は、豚汁界最強。
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翌日(というか当日)

午前3時。ゴールしてから豚汁をいただき、寿司詰めのバスに揺られ、宿まで1時間弱。

疲労困憊で眠くて仕方ないのに、脚が火照って、ジンジンしてバスの中でも全然寝られまへん・・・ウトウトはするのに眠れまへん。

午前5時前くらいに宿に到着し部屋に入ると、だいぶ前に到着していた相部屋の方も、脚が熱を持っていて眠れないようで。以前VESPAの方に聞いたところによると、UTMF/UTMBのような100milesレースになると、レース終了後48時間ほどは、レース中と同じように筋肉が燃焼を続けるので、レース後もエネルギー補給が必須らしいですよ。

全身を引きずりながら、風呂で汗を流し、風呂で合ったランナーと互いの完走を祝いあい、翌日(というか当日)のAward Partyのために3時間ほど眠りにつきます。既に明るいですけど・・・ここにきてようやく、眠気>脚の痛みだったようで爆睡。

そして、目覚めたときの体の状態は、

・両太ももはバッキバキの筋肉痛で、階段はもちろん前から降りられない。
・お尻とハムもちょい痛い。
・体幹深部は、IRONMANのバイクのような腹筋の鋭い筋肉痛はないものの、全体的に鈍い痛み。
・一番ひどいのは両足首で、象のようにパンパンに腫れ上がり、特に右足首はアキレス腱周りを中心に、シューズが履けないぐらい。
・ふくらはぎは、使わないことを意識していたからか無傷。ふくらはぎで吸収すべき衝撃まで足首で受けていたのかもしれない。

足首は、ちょうど一年前に初めて走ったウルトラマラソンである白山・白川郷ウルトラの翌日と全く同じ状態で、やっぱり格上レースだったと再確認。完走できたことに感謝しないと。

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さてさてわずか5時間ほどお世話になった宿をチェックアウトし、午前11時からのAward Partyへ。

総評と表彰式が行われました。
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それにしてもトップ選手たちは、全く信じ難いタイムで走っておられます。男子トップの原良和選手は10時間17分17秒、女子トップの高島由佳子選手は11時間56分24秒・・・

いつかはこんな風に、明るいうちにゴールできるようになりたいものです。その前に、完走証の木製楯を当日受け取れる17:30以内を目標に練習に励みますか・・・

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会場では、トロトロに煮込まれためちゃうまカレーなども振る舞われました。宿で朝食食べたばっかりだったのに、思わず。筋肉はまだ燃焼を続けているので、カーボローディングが必要なのです。

Party終了後、大会の無料バスで長野駅まで出て、新幹線で帰りました。充実の3連休!これにて、ようやく夏が終わりました。

今年の信越五岳トレイルランニングレースの動画はこちらです。

少しだけ「信越五岳トレイルランニングレース110km 2014 完走記⑫」へ続く。

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