精神論であって根性論でない。UTMB完走ランナー&日本縦断3000kmランナーとの邂逅。

一昨日・昨日と、珍しく二晩続けて会食でした。今年は”ラン大学”学生の身ですから、もちろんただの会食ではございません。

一昨日は、トレイルラン世界最高峰レース・UTMB(168km/累積標高9600m)をこの8月に完走された、通称「シーモ」さんの完走祝いの会。
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(顔出しNGの方もいるかもしれないので、一応ぼかしますが真っ当な会です)

そして昨日は、ただいま北海道から九州まで、単独で日本縦断3000kmランまっただ中の、通称「RED」さんが東京に到達したので、応援する会を。
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(同上)

いや~お二人とも顔つきが精悍。まとっているオーラがそこらの人とは違って見えるのは気のせいでしょうか!? 見た目がいかついというのもありますが(笑) ちなみに「ごつい」ではなく「いかつい」です。只者ではない雰囲気がそこはかとなく漂ってます。
(どちらもセッティングしてくれたラン仲間羅王さん、ありがとうございました!)

そんな只者ではないお二人の言葉

それぞれのラン話を聞いていて、お二人とも響く言葉をいくつも残していきましたが、いくつかご紹介すると、

●UTMB完走ランナー:シーモさん
「UTMBを完走するには、メンタルが8割」
「走力的には、Sub4程度の走力があれば完走可能」
「『もうダメだ』と思う瞬間なんて波のように何度もやって来るもの」

……実践できるかどうかは別にして、勉強になります。メンタル8割というのは勇気が出ますね。フィジカルはかなり自信ないですが、メンタルだけは毎月ウルトラで鍛えてますから。

●日本縦断3000kmランナー:REDさん
「疲れたなんて言ってられない。前に進むだけ」
「後悔したくない。やりたいからやるだけ」

うーん、至ってシンプル。そして、雨の中東京まで走ってきた本人の昨日のブログでも、

…が、
それでも走る。
走らないと何も始まらないし、
立ちすくんでいても、歩いていても時間は過ぎる。
なら、いっそのこと、走った方がいい。
行くしかない。

とか言っちゃってます……かっけー。2ヶ月間毎日50km以上走るようになると、こういう境地に達するんですね。

『31st day ー 立ちすくんでいても、歩いていても、時間は過ぎる』 | Go To The SAHARA!

お二人とも、さらっと語るんですが、経験に裏打ちされているだけあって、ずっしりと重い。

しかし、体のどこをどう鍛えるとか、走力アップのためにどんなトレーニングをするのか、みたいな話は全くと言っていいほど出てこないんですよね。もちろん、並外れた体力・走力をお持ちの二人、鍛えていないわけはないんですが。それでも、その口から出てくることは、ほぼ精神論。信じられない距離を走ってきたこの二人の言葉に共通するのは、結局すべて気持ちの問題だということです。

精神論≠根性論

さらに言うと、二人を支えているのはあくまで、精神論であって根性論ではありません。

二人とも、ただただ「気合だーーー!!!」「根性だーーー!!!!!」と叫んでいるわけではなく。気合と根性だけで走り切れないことは、重々承知なんでしょう。上の言葉も、まるで自分自信の身体に向けて、諭すように語っていたんですよね。

ちなみに、精神論と根性論の違いですが、

精神論(せいしんろん)とは、人間の精神力が、物質的な劣勢を、跳ね返せるとの立場を指す。
(Source: Wikipedia 「精神論」 )

ここでいう「物質的」には、もちろん肉体も入ります。体がどれだけ辛くても、気合があれば乗り切れるということ。

根性論(こんじょうろん)とは、苦難に屈しない精神=根性があれば、どんな問題でも解決できる・またはどんな目標にも到達できるとする精神論の一つ。
(Source: Wikipedia 「根性論」 )

一方の根性論は、精神論の一種ではあるものの、根性だけで全ての問題を解決できるという、極端な立場のことを言います。。

根性論といえば、一昔前の「水飲むな!」「うさぎ跳び!」形式のしごきを連想してしまいますが、精神論は身体をマネジメントするための心のあり方、とでも言えばいいんでしょうか。

心のあり様が、体のあり様を決める。
心のあり様によっては、動く体も動かない。

結局のところ、そういうことなんだと思います。しかし、話を聞いていると、なんだか走りたくなってきますね〜まだ週末のハセツネの筋肉痛バリバリですが(笑) お二人の言葉を胸に、11月のレースを走ろうと思います!

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