死ぬまでに一度は走ってみたいレースシリーズ①|TJAR(Trans Japan Alps Race) <中編>

10月19日の日曜日、東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された、「TJAR2014」報告会に参加してきました。

これまでのエントリはこちら。

死ぬまでに一度は走ってみたいレースシリーズ①|TJAR(Trans Japan Alps Race) <前編> | reboot blog



「TJAR2014」報告会

報告会の様子ですが、150名の会場が満席でした。みなさん、2014出場者の関係者か、次回以降の参戦を考えている人たちでしょうか。そういえば、会場全体から、山屋特有の精神的屈強オーラが漂っている気がしてきました。

前回大会の模様がNHKで放送され関心が高まり、「この2年でTJARを取り巻く環境は大きく変わった」と実行委員代表の飯島さんが、挨拶の中でおっしゃってました。そんな放送あったのか……知らなかった。誰か持ってないかな。

報告会の内容はこんな感じ。

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まずは、三連覇の望月選手の優勝者スピーチから。

二年に一度開催のこの大会で三連覇ということは、この5~6年ずっとトップに立ち続けているということ……しかも、2014のタイムが、2位に16時間ほど差をつけての5日12時間57分と、圧倒的です。今は完走することすら想像の外なので、完全に雲の上の世界の話。

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走力と山力は違うらしい

望月選手のスピーチに続き、今年はじめてTJARを走った三選手のパネルディスカッション。

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もう少し身近に感じられる話が聞けるかと思ったのがバカでした。そもそも、ランのための走力と、TJAR完走に求められる「山力」とでもいうべき力はまるで違うようで、やってる練習がこれまたabso-fucking-lutely crazy。

     ・標高3000m以上の北岳で、風速30mを超える中、大雨が吹き込むストックシェルターに全裸で過ごすことにトライ、どこまで寒くなって耐えられるかの実験

     ・北海道在住なので、会社までの7kmを前代未聞のクロスカントリースキーで通勤

     ・毎日の駅までの往復4kmを、歩きで筋肉がパンパンになるぐらい全力で歩く練習

などなど、英語で聞いてるのかと思うぐらい、自分のリスニング能力を疑いました。うーん、未知の世界。走力についてですら、月間走行距離200km程度だとめちゃめちゃ少なくて、5〜600kmという方がざらということで、思わず遠い目に。

知らない言葉がいっぱいの装備

次のセッションは装備について。装備の重さはレースを左右する重要な要素ということで、それぞれ独自の工夫を凝らしていらっしゃるようです。

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これでも100kmを超えるウルトラトレイルはやっているし、トレッキング程度だけど山歩き経験はあるし、Fuji Rockを3日間テントで過ごせるぐらいのキャンプ用品は持っているので、そこそこのことは分かるかと思ってました。

が、これまた完全に未知の世界。まるで分かりませんでした。ごめんなさい。

ザックですら、トレランのものとは違い、こういうのや、
yamatomichi
山と道 ONLINESHOP

こういうのや、

Inox running pack

聞いたこともない名前が目白押し。もちろん、勉強不足というのもありますがorz セミオーダーとかハンドメイドが普通の世界なのね……

それにしても、荷物をグラム単位で軽量化するための工夫とか圧巻でした。あらゆるマットを比較し、ほんの少しでも軽いものを選んだり、お尻までの長さにカットして最小限にしたりというのは、ここに参加している人であれば誰でもやっていることのようです。

さらには、軽くてどこでも入手しやすいものにライトの電池を統一。電池基準でライトを選んでいるため、それに合うヘッドライトがなく、ハンドライトを自作のホルダーで頭に付けているなんていう話も。

うーん、もうよく分かんないです。でも、そういうレベルのレースだということが分かったのが最大の収穫。こういうレベルの違いは、直接肌で感じてショックを受けないと、自分の基準が切り上がらないので。

しかし、こういう自分の知らない世界、たまらないですね。昼寝でもしたくなる秋晴れの夕方でしたが、ギンギンの冴え冴え、あっという間の2時間でした~

Image(37) トランスジャパンアルプスレース 2014 | Trans Japan Alps Race 2014

<後編>につづく。

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