「分からない」ことを立脚点にする②

前のエントリの中で、インドでは、雨は「喜び」の象徴なのだということを紹介しました。
「分からない」ことを立脚点にする①
http://joglog121123.blog.fc2.com/blog-entry-424.html

「ダイバーシティが大事」とか「多様な価値観を尊重すべき」といったことを掲げるのは簡単なんですが、けっこう無意識のうちに無視しちゃってる”可能性がある”ということを認識しておいた方がいいです。
たとえば、プロジェクトの進捗具合を表現するときに、天気予報に模して「晴れマーク」「曇マーク」「雨マーク」なんかが付いている資料を見かけることはないでしょうか。順調である場合には「晴れマーク」が、進捗が芳しくない場合には「雨マーク」がついていますね。
(こういうやつですね↓)
tenki.png
資料をつくっている人は、視覚的により分かりやすくするためにこういう工夫をしているわけですが、日本以外の人たちの目にも触れるような資料であれば、逆の意味にとられてしまって、混乱を招くこともあります。前のエントリであげたインドや、中東などでも太陽マークは必ずしもいい意味とは限りません。
私は、某戦略コンサルの方が何かの資料の中でこの点指摘しており、さすがだなあと思いながら聞いていたことがあります。
お天気マークのようなケースであれば、多少誤解を招く程度で済みますが、ものによっては相手を不快にさせてしまったり、傷つけてしまうこともあるでしょう。また、外国人とのコミュニケーションであれば、何かしら国や文化による違いがあることを認識できるのでまだいいですが、日本人同士でのコミュニケーションや、同じコミュニティ内・会社内でのやり取りでは、そういったアラームも鳴りませんので特に注意が必要です。
とはいえ、こういう「違い」は落とし穴のようなもので、注意したからといって必ず回避できるようなものではありません。気付けないからこそ落とし穴なわけです。
だから、せめて間違って落とし穴に落ちてしまっても、受け身が取れる程度には、その可能性を考慮しておきましょう、ということなんですね。または、落とし穴には落ちる前提で、準備をしっかりしておこうということです。多少痛い思いをしないといけないかもしれませんが、「違い」を知るというのは本来、楽しいことだし、新しいアイデアをくれるものです。落とし穴に落ちることを楽しめるくらいになりたいですね!

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