私が出走率にこだわる理由。

前のエントリでも書いた通り、昨日は館山マラソンでした。
さて、とにもかくにも、2014年の初戦が終わりました。レースとしてはかなり厳しいものになりましたが、予定通りレースに出て、なおかつ完走できたんだから上出来だと思ってます。
打席に立ち続けることが大事。レースに出続けることが大事。
http://joglog121123.blog.fc2.com/blog-entry-429.html

でも書きましたが、今年は出走率にこだわります。完走するだけで「Good job!」と言いたくなるチャレンジレースが多いので、完走率にはそれほどこだわりません。DNFはOKだけど、DNSにはならないようにがんばります。
ちなみにDNSとDNFですが、

●”DNS”は「Did Not Start」の略で、
  出走せずに棄権すること
●”DNF”は「Did Not Finish」の略で、
  スタートはしたものの途中でリタイアすること
(参考) “DNS要因”と”DNF要因”を考えて、モレなくダブりなく準備する。

ですね。まだ初戦ですが、今のところ出走率100%、完走率も100%です(笑)
本番でしか踏み込めない領域がある
私が出走率にこだわるのはいくつか理由があります。その一つが、本番でしか鍛えられない領域があるということ。
通常の練習では42kmの距離を走ることはありません。フルマラソンの練習であれば、走ってもせいぜい30kmで、通常は20km程度までです。大会でもない限りまとまった時間を取れないこともありますし、何より練習でそれだけ走り切る気力はありません。
距離にしてもそうだし、自分の限界という意味でも、練習では絶対に走るのをやめてしまうであろうところでも、本番なら頑張れるものです。そういう限界に近い領域は、本番でしか踏み込めないので、レースを通じて鍛えるしかないところです。
本番だからこそ、悔しい
今回も42km走ってみたら、最後まで持たなかったわけですが、これは本番だからこそ悔しい。もし、練習だったら、「今日は調子が悪かった」という程度で終わってしまいがちです。
本番だからこそ、言い訳できないし、失敗したときの悔しさが大きいです。そしてそれが、次のレースへの危機感につながります。昨日のレースも、もしこれが3月のIzu Trail Journey(※)だったらと想像してみて、「このままだと、かなりやばい」と認識しました。
※Izu Trail Journeyは、来年チャレンジしたいUTMB/UTMFにエントリーするためのポイントがかかっているので、何としても完走したいのです。
本番だからこそ、楽しい
最後に、大会は素直に楽しいものです。どんなに小さな大会でも、ランナーが集まり、それを応援してくれる人たちが集まるだけで、楽しい気持ちになります。ポジティブなエネルギーに満ち溢れている感じがして、居心地がいいものです。終わったあとは、みんな燃え尽きてますが(笑)もちろん、自分が応援する側に回っても楽しいですね。
この楽しさは、「また走ろう」というモチベーションにつながります。一人で淡々と練習するのもいいですが、練習代わりに大会を使ってみるのもいいと思います。
本番でしか得られないことも多いですし、たくさん本番をこなすことが、一番早く成長できる道なんだろうと思っています。

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