先月のチャレンジ富士五湖112kmに続き、八ヶ岳野辺山100kmウルトラマラソンに挑戦する時がきました。
新宿からバスでいざ出発!
ウルトラの中でも屈指の難コースと言われる野辺山ですから、今回もかなりの苦戦を強いられそうです・・・
そんな自分を鼓舞するため、野辺山ウルトラに臨む心構えを出走前に記しておきたいと思います。
・制限時間2分45秒前にゴールした先月のチャレンジ富士五湖112km
・同じく50分前の白山・白川郷100km
・同じく8分前の蔵王トレイルラン42km
などなど、制限時間ギリギリ戦績ホルダーの歴史から、自分への励ましの言葉を引き出すとすれば、
関門に間に合うかどうかは、関門が判断することで自分が判断することではない。
ということ。
つまりは、自分で勝手に「もう間に合わない」と判断しないってことです。上記のようにかなりギリギリレースが多いんですが、逆に言うと、この考えを貫いてきたからこそ、それら全てを何とか完走できているということで。
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チャレンジ富士五湖の完走記にも書いたように、ウルトラの途中では、必ず諦めるランナーが出てきます。そんな時に、自分もそれに乗って諦めるのか、判断を保留してできることにフォーカスするのかは、完走ギリギリランナーの自分にとっては分水嶺なんですね。
もちろん、それぞれの走力や状況、コンディションから、関門に間に合わないことが確実だと確信できることもあるでしょう。でも、その「間違いなく間に合わない」というポイントの少し前には、「諦めなければまだ間に合う」というポイントがあったはず。
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『7つの習慣』で「影響力の輪」という概念が説明されています。
簡単に言うと、自分が影響できないものにフォーカスしてもどうにもならない。だから、影響できることにフォーカスすべし、ということです。明日晴れてほしいと、いくら一生懸命考えても、自分で天気を決められるわけじゃないんだから、自分にできることに集中しようぜという話です。
制限時間との闘いにおける影響できないものは、
・各関門の制限時間
・現在時刻
です。だから、あと〇分あれば間に合いそうなのに、とか考えても仕方ないわけです(そりゃそうだと思うでしょうが、ウルトラ走ってると途中から延々とこんな「たられば」計算を繰り返すことになります)。
反対に、影響できるものは、
・走るか、歩くか、止まるかの判断
・自分が進む速度
これだけです。関門に間に合う速度で走り続けること。これだけです。だから、それ以外のことは手離してしまおうってことです。
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今回は一緒に参戦する仲間も増え、6人での参加です。明日も長旅ですが・・・みんなで完走目指してがんばります!