第20回八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン(また超ギリ)完走記④

今週末に参加した第20回八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソンの完走記その4です。

これまでのエントリは、こちら。
第20回八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン(また超ギリ)完走記① | reboot blog
第20回八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン(また超ギリ)完走記② | reboot blog
第20回八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン(また超ギリ)完走記③ | reboot blog

コース最高地点(1908m)@18km~八峰の湯42kmの部ゴール地点

最高地点エイドでは、新鮮なイチゴとぶどうをいただきリフレッシュ。エイドのみなさん、ありがとうございます!
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ここからは下ります!しかし、この時点ですでに2時間37分が経過。たった18kmに3時間近くかかっているとは・・・これは完全に完走黄信号です。

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下りに入り少し痛み止めが効いてきて、何とか続けて走れるようになり先を急ぎます。それでも、ヒザの痛みを避けているためか接地が不安定なんでしょう、林道の砂利で左足首を立て続けに3回ほどグリンとひねりかける。このままではヒザどころか、左脚全部もってかれる・・・

多少マシになればいいかと思っていた痛み止めでしたが、この様子では最後まで持たないと思い、林道の途中でチームメイトの熊選手に遭遇したところで、ロキソニンを一錠分けてもらいます。神々しく見えたのは、彼の背後から刺していた木漏れ日のせいではなかったはず。

気持ち的には、これで少し安心。心から感謝です。林道の途中では、おしるこエイドでエネルギー補給。なんか小学校の時のマラソン大会を思い出すなあ。あの頃はおしるこ嫌いで食べられませんでしたが。

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下りの途中でまたヒザが痛み始め気持ちが折れそうでしたが、白山・白川郷ウルトラのTシャツを着ている人を発見し「白山とこれ(野辺山)、どっちがキツイですかね?」と話していると、「こっちの方が、断然ラクでしょ!」と勢いよく答えていただき、素直にそれを信じて頑張ることに(笑)

この辺りで、抜きつ抜かれつ走っていたラン仲間の熊選手とラオウ選手が、立て続けに肩を叩いて抜き去っていきました。そのペースでいかないと、完走できないから、と。

脚が痛くて付いてはいけなかったものの、彼らがまだまだ全然諦めていないというのが伝わってきて、いかつい男共の後ろ姿にきゅんとします。

芝生の歩道をゆるやかに下る我慢の距離を重ね、40km付近で二度目のロキソニン投入。そしてまた芝生の歩道を下っていると、ようやく42kmの部ゴールが見えてきました。

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フルマラソンの距離を、なんと5時間43分で通過です・・・もちろん温泉に浸かっている時間もなく、エイドのおにぎりをいただいて、とにかく前へ。

八峰の湯42km地点~59kmドロップバッグポイント

もうすっかり気温も上がり、日陰を走らないと頭がぼーっとするぐらいの暑い。

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50km関門エイドでは、どうも手打ちそばが食べられるらしいですが、長蛇の列だったたので、時間に余裕のない自分としては、泣く泣く断念。関門時間20分前の11:40に50km地点を通過します。

あんぱんもバナナもAmino Valueも飽きてきたので、ぜひともそばが食べたかった・・・私設エイドで冷たい水を用意して軒先から笑顔で見送ってくれたおばあちゃん、炎天下氷を配ってくれたお姉さん、本当に救われました。美しい里山を走れるのは幸せなんですが、相変わらず全く日陰がない。なんか笑えてきます。

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そうこうしているうちに、北相木村に向かう折り返し道に入ります。仲間達はもう折り返しを抜けちゃってるかもなあと思っていたところで、名前を呼ぶ声が!

チームメイトのK兄さんが元気よく手を振っています。富士五湖72kmもきっちり走り切ったK兄さん、さすが盤石のレース運び!前を走っている仲間がいると心強いっす。

暑過ぎて、のどもカラカラになったところで、ドロップバッグの待つ59km地点に到達したのは、スタートからちょうど8時間、13時を回った頃でした・・・

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(つづく)

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