ステレオタイプなものの見方をされるなら、それは情報発信不足のアラームかも。

先日ちょっとした飲みの場で、反省したことがあります。

それは、「ステレオタイプ」について。

ステレオタイプなものの見方をしてしまう理由

ステレオタイプなものの見方をしてしまうことってありますよね。

冒頭の飲みの場でも、「愛媛県は水道ひねるとポンジュースが出るんだよね」的なベタな冗談から、「B型はマイペースで気分屋が多い」みたいな、統計学的なもの(?)まで色んな話が。

紋切型の見方には、エスニック・ジョークのように、ときに偏見や風評被害につながりかねないようなものもあります。では、どうしてこういう見方をしてしまうんでしょうってことなんですが・・・

パターンA:思考停止している

一つはもちろん、そういう見方をしている人が、凝り固まった考え方しかできなくなっているからでしょう。本人の中で決めつけてしまっている状態で、そう信じているから仕方がない。

無意識的にそうなってしまっている場合が多いと思いますが、場合によっては知らない間に相手を傷つけてしまっていることもあるので要注意です(無意識なので注意できないところが厄介)。

パターンB:情報を補っている

もう一つのパターンは、ステレオタイプな見方をしていることには意識的だけど、それを受け入れていたり、確信犯的に活用している場合。よく知らない人との会話では、共通の話題が少なかったりするので、少ない手がかりで話を拡げるためにあえてこれを利用することがあります。

この場合、たとえば相手について「愛媛県」という手がかりしかなく、自分の中の「愛媛県」に関する手持ち情報が「みかんで有名」しかなければ、冒頭のような冗談を駆使して話を拡げようとしてしまうわけです。

こちらのパターンの場合、コミュニケーションの方法としては決して悪いわけではなさそうです。ただその拡げ方が稚拙な場合、「ステレオタイプ」と言われてしまうだけの話で・・・

ステレオタイプな見方をされてしまうとしたら・・・

それで、何を反省したかというと、ステレオタイプ的なことを言われてしまう時は、情報の出し手の方にも責任があるんじゃないかということです。

どちらのパターンにしても、ステレオタイプなものの見方をする前には、必ずそのことについてのインプットが存在していたはずです。そして、そのインプット自体が偏っていた、もしくは間違っていた可能性が高いわけです。

だとしたら、それはそういうインプットをしていた方にも責任があるだろうということです。

パターンAの場合は、これ以上のインプットは受け付けられないことが多いでしょうが、パターンBの場合は、コミュニケーションの手段として利用しているだけなので、挽回のチャンスがまだあるはずです。

「ステレオタイプ」は情報発信不足のアラーム

たとえば、「愛媛県」はかんきつ類だけでなく、産業で言えば今治のタオルや造船とか、有名なものは他にもたくさんあります。道後温泉とかしまなみ海道とか、すばらしい観光地もたくさんあります。

ただ、それよりも先に「ポンジュース」が出てくるとすれば、もしかしたら「タオル」や「造船」や「道後温泉」や「しなまみ海道」のアピールが足りないからかもしれません。

B型の人が、「マイペースで気分屋だよね」と言われてしまうとすれば、個人としてではなく、乱暴に「B型の人」と括られてしまう程度にしか自分の情報を提供していないからかもしれません。

つまり、「ステレオタイプ」は単純に情報発信が足りていない場合のアラームと考えてみてもいいんじゃないかと。

以前も別のエントリで書きましたが、情報発信のハードルはどんどん下がっています。初めて会う前にFacebookで友達になって、相手が事前に下調べしてくれたりもするわけです。

http://www.reboot-blog.com/blog/archives/806

これだけ情報があふれていて、誰でも情報発信ができる時代だと「ステレオタイプ」の意味合いも変わってくるんじゃないかと思います。それに、「ステレオタイプ」な見方をする人を責めるよりも、相手がステレオタイプな見方をしなくても済むようにインプットしてあげる方が建設的なのではないかと。

ちなみに、私は、「愛媛県」とか「B型の人」に特に偏見はございません。たまたま飲みの場で出た例を題材にしているだけですのであしからず・・・

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