それでも格上のレースに挑もう。

昨日は、国内屈指のドMレースとして名高い(とは知らず)奥久慈トレイルレース50Kに参戦してきました。

そして、見事撃沈し、ラン人生初めてのDNF(Do Not Finish)となりました・・・

OSJ奥久慈トレイルレース50K

茨城県の大子町を起点に行われるこのトレイルレースは、標高こそ奥久慈男体山の654mが最高点と、それほど高くはありませんが、下の高低図を見ていただければ分かるように絶え間ないアップダウン、しかも急登・直登のオンパレードでかなりの脚力が求められる上、ロープを使わないと登れないような岩場や沢渡りなど技術も要求されるという難コース。

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(Souce:オフィシャルWeb「コースマップ」 )

加えて炎天下のレースとなった昨日は30℃近くはあったかと思われ、直射日光が当たるとクラクラしてしまうほど。エイドの度にウォーターリザーバーに水を補給しないと次のエイドまでたどりつけないかも・・・と毎回不安になりました。

厳しいコースと環境のせいか、途中で気持ち悪くなってリバースしてしまったというランナーの声も複数耳にしました・・・

ちなみに、毎年コースが変更されているようで、完走率57%だった去年のコースをさらに厳しくしたという今年のコースです。主催者側の、このドSっぷり(?)がこのレースの難易度を上げている一番の要因かもしれません。

自分にとってのOSJ奥久慈トレイルレース50K

準備不足だったことは否めませんが、それでも何とかなると思っていたのが正直なところ。

60km級のトレイルレースは初めてだったものの、

・第1回大会で事前情報がほぼなかったものの実はかなりタフなコース設定だったらしい蔵王トレイルラン(約45km/累積標高約2700m)

とか、

・ロードではあるけど、累積標高2500m以上の白山白川郷ウルトラ100km

とか、

・同じくロードではあるけど、高地で林道トレイルもある野辺山ウルトラ100km

とか、ラン歴の割には、それなりに厳しいレースも乗り越えてきたと思ってました。

しかし、奥久慈の山々は、これまで走ってきたどのレースよりも厳しかったです。もう完全に力負け。諦めるわけでもなく、投げやりになっているわけでもないのに、序盤から終始劣勢で、最後まで勝てる目処が一度も立たず。マウントポジションでボッコボコにされた感じです。

初めてのリタイアはもっと悔しいものかと思っていましたが、全精力を尽くしてなお、全く歯が立たないという現実を突き付けられ、心身ともにボロボロではありましたが、むしろ清々しい気持ちでレースを終えました。

格上のレースに挑もう

こういう状態を、「格が違う」と言うんでしょうね。なんか他人事っぽいですが(笑)

やってみてはじめて、「何かが足りない」と気付くとか、「どう改善すべきか」考えるようになるということがあります。だからこそ手数を増やしているわけですが。でも最近、そういうレベルに慣れてきてしまっていたのかなとも思います。

つまり、<何かが足りない>というレベルではなく、<何もかも足りない>みたいな衝撃を受けることも大切で、そうして初めて次のステージへ向かうべきだということが認識できるんじゃないかと思った次第です。

「戦略の失敗は、戦術では補えない」と言われるのと同じように、「格の差は、頑張りでは補えない。」ってことなんです、きっと。だから、どうやって頑張るかということだけでなく、格自体をどうやって上げていくかということが大切なんです、きっと。

そしてそのためには、たとえDNFになったとしても、やっぱり”格上”のレースに挑んで、格の違いを見せつけられることが必要なんですね。

以前、制限時間ギリギリの戦績を残そうというエントリを書いたんですが、こういう挑戦をしていくと、制限時間ギリギリどころか、DNFにあふれた戦績になってしまいますが(笑)、それこそが理想とする戦績かもしれません。

他の人からは、単に諦めてしまったDNFなのか、格上のレースに挑んだ結果のDNFなのか、その違いは分からないかもしれませんが、自分には分かりますから。

幸いにして、今年はこれから、まだまだ格上レースが続くので理想の戦績には近づいていきそうです(汗)

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