今週末に参加した第29回サロマ湖100kmウルトラマラソンのリタイア記のおまけです。
完走記もリタイア記も、完結まで毎回8エントリになるのはなぜなんでしょう…
これまでのエントリは、こちら。
第29回サロマ湖100kmマラソン(困憊)リタイア記① | reboot blog
第29回サロマ湖100kmマラソン(困憊)リタイア記② | reboot blog
第29回サロマ湖100kmマラソン(困憊)リタイア記③ | reboot blog
第29回サロマ湖100kmマラソン(困憊)リタイア記④ | reboot blog
第29回サロマ湖100kmマラソン(困憊)リタイア記⑤ | reboot blog
第29回サロマ湖100kmマラソン(困憊)リタイア記⑥ | reboot blog
第29回サロマ湖100kmマラソン(困憊)リタイア記⑦ | reboot blog
大会翌日、反省の旅へ
こうして60kmにも達することができずにリタイアに終わってしまったサロマ湖100kmウルトラマラソンなんですが、あまりに消化不良だったので、実は翌日、リタイア地点からレンタカーで、ゴールまで走るはずだった残りの道のりをたどってみました。反省の旅。
奥に見える茶色の建物、ルートイン・グランティアサロマ湖。リタイアとなったこのレストステーションが忘れられないっす。ちなみに、帰りのバスで無事ケータイを回収したので、翌日の写真はあります(笑)
そして、このレストステーションから出たところの上り坂。ここに向かって出ようとして止められたんですね。
この先にあった道の駅で、名物の豚丼を食べながら反省しようと思ったら、正面には嫌でも思い出させてくれるウルトラマラソン特集が(笑)
ラクな100kmなんてない
反省の旅の途中で、サロマ湖展望台に上がってみました。レストステーションのグランティアサロマ湖の少し手前の細い道を右に入って5kmほど砂利道を進むとあります。
そこからのサロマ全景がこちら。
サロマ湖でけーーーーー!!!
これを人力で、一日で回るってすごくないですか!?人類の偉業。100km走るってすごいことなんだと感じざるをえません。今さらですが。
ラクな100kmなんてないですよね。悪い意味で慣れてしまってました。
サロマン・ブルーをはじめ、何度もウルトラを完走している人がリタイアする一方、初挑戦で泣きながら完走している人もいました。
自分のことを振り返ってみても、初めてのウルトラ挑戦だった白山・白川郷ウルトラが一番しっかり準備できていました。それは恐怖心や不安から来るものだったかもしれませんけど。
このままダラダラと準備もなしに走るようになってしまうと、道中でよく会う、「今から急いでも、もう間に合わないよ」と口走ってしまうベテランになってしまうことが最も怖いことです。
そうならないために、6月の二度のリタイアがあったのだと思っています。
【サロマ湖で学んだこと⑥】
ラクな100kmなんてない。
【番外編】ワッカ原生花園ラン
最後に、反省の旅の終わりにどうしても走りたかったワッカ原生花園を、反省ランしてきました。
さすがにランナーは一人も見かけませんでした(笑) 脚は重く、足首も痛い。でも、当日走っていたとしたら、この程度の苦痛ではなかったはず。と思い、2時間ちょっとかけて、80km地点からレースと同じコースを15kmほど走りました。
最後にこんないいコースを持ってくるなんて、サロマも憎いなあ。日陰もないし、最後に直線の折り返しはきついけど、ここまでたどり着いたランナー同士の励まし合いもあるんだろうし、やっぱりここまできたかったなあ。
そんなことを想像しながら、誰もいないワッカ原生花園を走り、今回の旅は終了!
サロマで反省したことまとめ
今回は反省することが多々ありました(汗) どれもこれも当たり前のことですが、当たり前のことこそ肝心な時に疎かになりがちなので、もう一度おさらい。
【サロマ湖で学んだこと①】
ポチったあと、180%がんばらないノーポチは無意味。
【サロマ湖で学んだこと②】
発揮できない実力は、実力ではない。
厳しい状況でこそ、実力が浮き彫りになる。
【サロマ湖で学んだこと③】
練習は嘘をつかない。練習不足も嘘をつかない。
【サロマ湖で学んだこと④】
フラットコースは、すべてを自分で決めなければならない。
【サロマ湖で学んだこと⑤】
当日の頑張りで何とかなるのは「50:50」でスタートしてこそ。
「50:50」まで持って行くのは練習と準備。
【サロマ湖で学んだこと⑥】
ラクな100kmなんてない。
サロマへの旅費が無駄にならなかったと言えるよう、次につながるようにがんばります!
(終わり)