今週末に参加した2014 OSJ奥久慈トレイルレース50Kのリタイア記その8です。
これまでのエントリは、こちら。
2014 OSJ奥久慈トレイルレース50K(悶絶)リタイア記① | reboot blog
2014 OSJ奥久慈トレイルレース50K(悶絶)リタイア記② | reboot blog
2014 OSJ奥久慈トレイルレース50K(悶絶)リタイア記③ | reboot blog
2014 OSJ奥久慈トレイルレース50K(悶絶)リタイア記④ | reboot blog
2014 OSJ奥久慈トレイルレース50K(悶絶)リタイア記⑤ | reboot blog
2014 OSJ奥久慈トレイルレース50K(悶絶)リタイア記⑥ | reboot blog
2014 OSJ奥久慈トレイルレース50K(悶絶)リタイア記⑦ | reboot blog
初めてのリタイア
というわけで、ラン人生で初めてのリタイアをしました。
前日の競技説明会で、
「距離的には60kmぐらいだけど、強度的には2.5倍くらいだと思ってもらった方がいいですね。だから、100milesとは言わないけど、150km分くらいはありますかねぇ」
とたしかに言われておりました。鵜呑みにはしていなかったんですが、終わってみれば40kmほど走っての2.5倍というと、100kmほどの計算。
やっぱり今は、ロードで100kmちょっと走れるぐらいの走力だということですね。修行が足りんです。
東金砂神社からは、バスでスタート地点まで戻ります。リタイアバスももちろん初めて。本当は這ってでも自分の脚でかえらないといけない距離が、バスだとあっという間だなあ。
奥久慈トレイルレースの反省
レース自体はすごく頑張りました。ヒザの具合とか野辺山ウルトラの疲労とか考えると、健闘したといってもいいと思います。
でもまあ、もし受験勉強でたとえるなら、日本史で、配点が高くて最重要な近現代の勉強に入る前に受験を迎えたしまった感じでしょうか。現役生にありがちです。一生懸命、古墳とか遺跡とか覚えちゃうんですよねえ。
最初から頑張ったんだけど、全体を見渡して最適な頑張り方ができなかったような。
でももっと言うと、エントリーしてからの時間すべてが、そもそも頑張り方を間違えていたような気がします。練習も心構えも準備も、全部少しずつ下側にずれてました。
もし羽田空港からの帰りの電車でたとえるなら、横浜方面に向かう京急電車に乗って帰らないといけないはずなのに、気付いたら成田行きに乗っていて千葉にいたというような感覚で。
土地勘があってもなくても分かりにくい言い方だとは思いますが(笑)、素直に感じていることを表現するとそんな感じです。どっちに乗っても蒲田までは同じように進むので、間違った電車に乗ってても気付かないんです。
まあ、しっかり気を強く持っていないと、電車を乗り間違えるぐらいの簡単さで、うっかりリタイアすることになっちゃうんだなあという深い反省です。
よくアスリートが言う、「目の前の一戦一戦を大切に」と言っていることの意味が、少しだけ分かった気がします。
どれだけ頑張っていようと、完走するための頑張り方をしなければ意味がないということで。
2014 奥久慈トレイルレース完走率
レースのあとは、袋田の滝近くのこちらの温泉で汗を流せます(700円)。まだ必死に走っているランナーがいることを思うと、あまり気は進みませんでしたが…やっぱり完走して入りたいものです。
風呂の後は、せめて最後まで帰ってくるランナーを応援しようとゴール前で応援とハイタッチ。完走ギリギリランナーとしては、ここを自分が走っていないのはやっぱり悔しいです。
さて当日も、3割いくかどうか話題になっていた完走率ですが、オフィシャルWebの50Kリザルトを見ると、完走者はちょうど200人。出走も700人ぐらいだったので、約29%。3割切ってますね…
まだ来年のリベンジを決意するには(珍しく)ダメージを負いすぎていますが、きっといつかは(!?)また走りに来ると思います。
だから、完走率を上げるためのコース変更なんかは絶対せずに、ドMランナーを迎え入れるドSコースのまま待っていてほしいですね。
ドMなみなさんは、ぜひ奥久慈に挑んでみてください(笑)
(おわり)