走ってきました、サロマ湖100km!!
そして、走り切れませんでしたサロマ湖100km!!!
第29回サロマ湖100kmウルトラマラソン兼IAU 100km世界選手権2014 日本代表選考会 | 晴れの舞台を目指して、新たなチャレンジを!
4月のチャレンジ富士五湖112km&5月の八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソンに続き、3ヶ月連続ウルトラ完走に向けて張り切っていってきたはずだったんですが、あえなく撃沈いたしました・・・
今回はリタイア記を書くのも、全く気乗りしません。
正直言って、
「ブログ書いてる時間があったら練習すれば?」
と、嫌みの一つも自分に言ってやりたい気持ち。でも、書きます。リタイア記は受け入れがたい現実を直視するいい訓練、なんてことを自分で書いたばっかりだし。まずは総括から。
達成できたこと
残念ながら完走できなかったものの、それだけだと収穫がなさ過ぎなので達成できたことを絞り出してみると…
・ロキソニンにさよならを言えたこと
当日朝のブログで、「No more ロキソニン!Never ロキソニン!!」を宣言して出走しましたが、これだけは死守し、最後まで使うことはありませんでした。
今回は、野辺山で暴発した左ヒザの痛みは完封したものの、それをかばっている右足首と右ヒザ内側、右脚の付け根に痛みが移り、最終的には付け根の痛みがひどくなり、歩いて凌ぐこともできないほどまで追い込まれました。前半の貯金を浪費し、DNFを決定づけたのはこれですね。
痛み止めも自分にとってのW杯やオリンピック級の勝負レースであれば、使ってでも走るべきときがあると思います(野辺山がそうでした)。
ただ今は、フォームが悪いとか脚力不足とか練習不足とか、原因とちゃんと向き合うためにも、痛み止めでごまかして走ることに慣れたくないということで。
・暑さ慣れしたこと
同じくリタイアした奥久慈トレイルも30℃越えして撃沈しましたが、今回も同じ展開。暑さに苦手意識はなかったんですが、実はめっちゃ弱いのかも。みんな暑いのは嫌だと思いますが…
ちなみに慣れはしたけど、攻略はできてません。要対策。暑いと全然走れなくなることがよく分かりました。冬生まれだからかな。
・北海道慣れしたこと
慣れたことばっかりで何ですが(絞り出してるので)、遠征に慣れるというのは、レースにとっては結構大事な要素である気がします。本当に。
夏の北海道は、学生の時にゼミ旅行で行って以来だったんですが、実は来月・再来月と北海道に来る予定です。
いずれも、空港から長距離移動のあるレースなので、そういうスケジュールに慣れたというのはいい経験だったと思うことにします。ゴハンも美味しかったし、北海道好きです。
達成できなかったこと
・完走できなかったこと
一方、達成できなかったことは、もちろん完走できなかったこと。完走するために来たので完走できなかったら意味がないんです。
今回レース中に、おなじみダイコン着ぐるみ姿をお見かけして初めて参加していることを知ったんですが、『マラソン中毒者』の小野さんも走ってました。脚が止まってストレッチしている間に、声をかける間もなく安定のペースで抜き去られ、それっきり遠ざかる一方でしたが…
そんな小野さんから学んだ「ノーポチ」ですが、「ノーポチ」において絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、
ノーポチしたら、それに向けて180%全力でがんばる。
ということ。
ノーポチは、ノーポチだけでは完結しないのです。そこんとこを忘れてはダメです。そこそこ頑張っててもダメ。頑張ってるフリはもっとダメ。ノーポチするようなチャレンジは、そこそこの努力では何ともなりませんから。”3ヶ月連続ウルトラ”なんてポチってるからには、180%の努力で取り組むべき。
忙しさにかまけて、100%の努力すらできてなかったんじゃないの?という自問に答えられません。180%だったら、6月に練習で2回しか走ってないなんてことにはならんです。ということで、
【サロマ湖で学んだこと①】
ポチったあと、180%がんばらないノーポチは無意味。
これが、完走できなかった今レースの最大の収穫です。
次のエントリから、レース展開を振り返りたいと思います。
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昨日はレース後、同じくランチームAdmiralから参加したザック選手とゴール後になんとか落ち合うことができました。
実は、早朝の会場行きバスで寝ぼけていたのかケータイを忘れてきてしまい、レース前に落ち合うことができなかったので、ザックのゴール後に人力で探しました(笑)
フルマラソンではチーム最速を誇るザックですが、ウルトラでも宣言通り12時間を切る快走、あの暑さの中お見事の一言です。完敗です。というより、勝負にならなくて申し訳ない…
また一緒にウルトラ走りたいっす。